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京都で研修、修行でした。
昨日一昨日と京都へ。
総本山知恩院にて全国浄土宗青年会
総合研修会 そして 40周年記念大会に参加してきました。

参加者として写真を撮れる状態ではなかったので
唯一の写真がすべて終わった時の閉会式のこの写真です。
研修会から丸一日以上大変おつかれさまでした。
京都で研修、修行でした。_e0187286_134137.jpg


総合研修会では講師の先生方の鋭く厳しいご指摘に身が引き締まる思いでした。

そして40周年記念大会では
丸一日がかりでの六時礼讃会
全国から集まった青年僧と総本山の御影堂(本堂)で念仏三昧、礼拝行。
煩悩具足のしゅんこうはあまり寒さのに手足が凍り身が引き締まる思い。
その中にも多くの同行手と宗祖様の御前でお念仏をお唱えすることができまして心温まる思いでした。

また大会中に行われた40周年記念対談では
大正大学准教授の林田康順先生と評論家宮崎哲弥氏が
~これからの仏教と社会、そして浄土宗~
と題して対談を行いました。
一般の方々が御影堂一杯に溢れる中、気鋭の評論家宮崎氏からどれだけ厳しい言葉が聞かれるかと思いましたが、
自らを中観派の仏教者と自認する宮崎氏は親交のある林田先生と歩調を合わせて
仏教的観点(天の視点)から現代の生命倫理、法治国家(地の視点)の諸問題を具体的にどう生かして行くかというお話を頂きました。

民主主義を完全ではなくともベターでベストな制度として、仏の教えをどう生かしていくか。
一般の方が沢山いらっしゃる中、天の理法と地の作法を峻別する必要を説いておりました。
それは同時に宗教者として天の理法をどう現代に生かし
この底の抜けた社会の中で一切衆生が共に生きていくかが私たち世代の課題であるといえましょう。

しゅんこうは寒さの中思考能力が落ちて、空虚な頭の中に六時名号を追っておりました。ともあれみなさまおつかれさまでした。
by shunkou_hasuike | 2010-02-21 13:18 | Comments(0)
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