昨日は1日こちらに
伊勢崎の『西福寺』さんです。
朝7時に出かけて帰って来た時は日付が回っていました。
群馬教区浄土宗青年会の行事「六時礼讃会」も24回目になりました。
ほぼ4半世紀。私も初めて参加してから10年目になります。
浄土宗をお開きになった法然さまの師に当たる中国の善導大師作の『願往生礼讃偈』に基づき1日を6つに分けて、懺悔し仏を讃える法要であり修行です。
普段は見られない行をいたします。
「表白」
御本尊様に今回の主旨をご報告して
「散華」
花びらを撒いて仏を讃えます
「行道」
お経を唱えながら御本尊様を右回りに回ります。
最高の敬意を示し方と言われております。
「礼拝」
仏に敬意を表し礼拝します。
五体投地、足と手と頭を地にさらし、仏さまのお御足を掌に頂きます。
「仏讃歌・詠唱」
仏を讃える歌を歌います。
「双盤念仏」
大きな鉦を使って特別なお念仏を唱えます。
大本山増上寺に伝わる「六字詰念仏」です。
西福寺の茂木孝順ご住職
群馬浄青の初代会長。大本山増上寺の布教師。法式の教師です。
お話が上手で、威儀振る舞い立派で、温和な表情。
頭が下がります。
青年会の為に快く会所(場所)を提供していただき、感謝いたします。
檀信徒の方のお参りもいただきました。
修行の場とはいえ
「願わくは諸人もろともに」
『往生礼讃偈』の心です。
ありがたいことです。
併せてお札のご供養をいたしました。
「法話」
お参りの方にお話を
大正大学大学院を優秀な成績で修了した阿部会員
私は第二「日中法要」で勉強会で練習していた「和訳六時礼讃」を
「維那」先導役で口頭
そして独唱
初めての披露。
沢山のお参りの方々の前で緊張。
六時礼讃ですから丸一日念仏三昧でした。
浄青のみなさんお疲れ様でした。
お参りいただいた皆さん。ありがとうございました。
『西福寺』
伊勢崎市田部井町2丁目1167